グスクロード公園の新しい遊具で遊んできた
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グスクロード公園の新しい遊具で遊んできた
南城市玉城のグスクロード沿いにある、その名もグスクロード公園。
フィールドアスレチックの遊具が設置されていたのですが、老朽化のためその殆どが使用禁止の状態が続いていました。
しかし一括交付金事業で遊具をフルリニューアル!1年ちかくの工事期間を終えて、2017年4月に新装オープンしたのです。
1歳から遊べる年齢別エリア
公園は山の傾斜地に作られていて、駐車場はグスクロード沿い上段にあります。
1-3歳児のためのエリアは、柵で囲われた上段。
3-6歳児のための、小型遊具が中段エリア。
6-12歳児が大暴れできる大型遊具は、中下段に設置されています。
1-3歳が安心して遊べるエリア
【画像:1-3歳エリアの外観】
まだ目が離せない乳幼児が遊ぶエリアは、低い柵で囲われています。
屋根が付いているので、肌の弱い幼児でも紫外線を気にすることなく過ごせますね。
また、ゴム性の弾力のある床材が使用されているので、足すべりや打ち身に配慮された設計です。
実際に利用している子の年齢層は、0-1歳ぐらい。
【画像:1-3歳エリアの内観】
3-6歳が親に付き添われて遊べるエリア
親の手が届く高さで、なおかつ死角を少なめに作られた設計になっています。
ただし屋根は付いていませんので、天気が良い日は防止が必要になってくるでしょう。
実際に利用している子の年齢層は、2-3歳ぐらい。
【画像:3-6歳エリアのようす】
そして、明るめの色の建材が使用されているので、太陽光で遊具が暑くなる心配はありません。
こういった小さい配慮は大変助かりますよね。
大里城址公園の設計者さんも見習ってください(笑)
6-12歳が自由に遊べるエリア
広い敷地と起伏のある地形を生かした、大掛かりな遊具が設置されています。
5箇所に分かれて設置されている遊具は程よく距離を取っていて、遊具を使った鬼ごっこをしている子はいませんでした。
小さい子を遊ばせているときって、近くで鬼ごっこをされてしまうと少し怖いですからね(汗)
【画像:6-12歳の大すべり台】
まずは高低差の大きいすべり台。もともとローラー式滑り台が設置されていた場所に設置されているコレは、常に行列ができていました。
勾配は浅く難易度は低め。もし前の子が途中で止まってしまい、後ろから追突してしまっても、笑って済ませられる程度だという印象です。
実際に利用している子の年齢層は、2-5歳ぐらい。
ターザンロープがスリリング
【画像:6-12歳のターザンロープ。こわい】
ぐるり1周まわれるターザンロープ。こんな遊具ははじめて見ました!
まあ見たまんまの遊び方ができるのですが、もし勢い良く滑り出した場合は遠心力で外側に大きく膨らみ、外周にある柱に激突する恐れがあります。
怪我人が出て使用中止になる心配がありますので、遊んでみたい人はお早めに!
実際に利用している子の年齢層は、5-9歳ぐらい。
急勾配のすべり台は泣く子が続出
【画像:6-12歳の急勾配すべり台】
その他、傾斜地に設置されたアスレチック遊具、高低差があり急勾配のすべり台のある遊具などがあります。
これら高低差のある難易度の高い遊具でも、実際に利用している子の年齢層は3-9歳ぐらい。
しかし高い場所で足がすくみ泣いている子をよく見かけたので、各遊具に掲示されている対象年齢を守って遊ばれることをお勧めします。
グスクロード公園で見かけた昆虫
ススキの草むらから「チーチー」と鳴く声が聞こえてきました。日本一小さいく、そして日本一早く鳴き出すセミ、イワサキクサゼミです。
もともと宮古・八重山諸島に生息するセミなのですが、ここ数年前から沖縄本島の中南部でも見かけるようになりました。
その他、グスクロード公園で出会った蝶を書いてゆきます。
- リュウキュウアサギマダラ
- アオスジアゲハ
- モンシロチョウ
- モンキチョウ
- シロオビアゲハ(オス、メス)
- ツマムラサキマダラ
- ツマグロヒョウモン
- イシガケチョウ
- シジミチョウの仲間
もう少し暑くなったら、ツマベニチョウにも会えるでしょうね。
グスクロード公園の感想
遊具の対象年齢が幅広く、そして敷地が広い!起伏をうまく利用した遊具は幼児からニーニーまで楽しく遊べるでしょう。
また駐車場の近くには、大規模な集会ができるほどの広い屋根の施設があるので、そこで休憩やお弁当に利用することができるでしょう。急な雨にも対応できます。
そして昆虫の種類が豊富なので、虫取り遊びにも利用できます。
1-3歳エリアの横にあるユラユラ揺れる遊具(正式名称はなに?)には、イソヒヨドリが営巣して子育てに励んでいるようです。
温かく見守ってあげましょうね。
グスクロード公園の欠点
敷地が広いぶん、いちど子を見失ってしまうと探すのに一苦労。子の帽子・服装の色をしっかり覚えておきましょう。
広い駐車場が用意されているのですが、公園利用者はこの駐車場をあまり利用せず、遊具ちかくの通路脇に駐車してしまいます。これマジ迷惑。
市長、何とかしてくだせぇ。
サツマイモ菅野式で袋栽培を開始
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サツマイモ菅野式で袋栽培を開始
サツマイモべにはるかの苗を定植してゆくお話しです。しかし菅野式って?袋栽培って?
と初っ端から普段では聞きなれない言葉をいきなり並べてみました。
サツマイモの袋栽培についての説明とねらいは前回の記事に記載いたしましたが、「菅野式」は当ブログで初めて出てくる用語です。
菅野式サツマイモ栽培
菅野式とはサツマイモの植付け方法のこと。正しくは「菅野式若苗萎れ定植」というようです。
菅野式を簡単に説明すると、市販されているサツマイモの切り苗を少し工夫して定植することで、クズイモとツルボケを防ぐことが出来るという大変ありがたい内容なのです。
菅野式の詳細については様々なサイトで紹介されていますので、それらを検索してみてください。
サツマイモ苗を準備
【画像:サツマイモの苗】
鹿児島県から取り寄せた、サツマイモ品種「べにはるか」の苗100本です。
昨年は300本を購入したのですが、今年は100本だけ購入。本数が減った理由は、菅野式で苗を定植するため、1本の苗を複数本に切って増やすことができるからです。
【画像:サツマイモの苗を1本ピックアップ】
1本の苗には約8枚の葉が付いていて、節々から根が出ています。この節にある根がサツマイモに成長する部分で、順調に成長してゆけば1節から2個のサツマイモが実ります。
【画像:サツマイモの苗を菅野式に切る】
1本の苗を4つに切り分けました。
右が苗の先端部分で、先端部分から順番に並べて左が苗の末端。今回は先端と末端を捨て、中の2本を定植してゆきます。
菅野式では本来、テッペンから数えて3〜5節めの部分を苗として使用するのですが、僕の場合は3,4番め、5,6番めに切り分けて苗として使用します。
【画像:菅野式に切られたサツマイモの苗】
左のトレイが切り苗の先端側(3,4番めの節)、右のトレイが末端側(5,6番めの節)です。
茎の色を見比べると、先端側は緑で、末端側は赤っぽくなっています。サツマイモのツルは若い頃は緑色なのですが、成長が進むと赤っぽく変色してゆくのです。
サツマイモ苗の定植
土嚢に入った土を浅く掘り…(下に続く)
【画像:菅野式で浅植え】
そして、葉が2枚出ている状態で土を被せます。
【画像:菅野式で浅植え】
この葉を枯らさずに活着させることで、菅野式の定植法は成功です。
苗を枯らさないコツとしては、定植から1週間は毎日水撒きをして、直射日光を避けること。
なので水を撒いたあとは袋を閉じておきましょう。
サツマイモ袋栽培の準備が整った
袋栽培のために準備した土嚢200袋すべての、サツマイモべにはるかの定植が終了しました。
今回の栽培初期は、袋を閉じた場合と開いたままの場合の、2パターンでの苗の活着具合を確かめたいと考えています。